田上町/屋根リフォーム
施工事例 2015年5月27日
新潟県南蒲原郡田上町での屋根リフォームをご紹介します。建物は鉄骨で、車庫や物置として利用されているもので、数年前に雨どいの劣化で当社が取替えを行った建物です。今回は屋根の張替えのご依頼を受けました。
屋根リフォームのきっかけ
お客様より、車庫として利用している建物の屋根が劣化して雨漏りしているようなので、見てほしいと電話を受けました。外壁点検にお伺いしたところ、建物は、長い年月風雨にさらされ、ご指摘のとおり屋根は限界と思われるほどかなり劣化が進んでいました。
秋房板金のご提案
この建物は数年前に雨どいが傷んだので取り替えたいというご依頼を受けて当社が雨どいと取り付け部分の板金張替えを行った建物でした。お客様は屋根の張替えなので、雨どいや雪止めアングル交換もいっしょに交換を覚悟されていたようで、「雨どいや雪止めもいっしょに交換ですよね？」と問いかけられました。当社担当者が見たところ、屋根は交換が必要ですが雪止めアングルは錆びてはいますが使えると判断し、また雨どいについても今変えるのはもったいない！と思いましたので、その旨、お客様にお伝えし、使える物は使う、だめな部分は取り替えるという方針で、さらにカバールーフ工法による廃材処分の費用削減と工事作業の短縮を図ることでご説明をして、後日お見積をさせて頂きました。
材料は色々な屋根材がある中から、特許製品で塗装保証15年の日鉄住金属鋼板社の製品をご提案しました。屋根のカラーはお客様に素材見本をお渡しして選んで頂きました。一般的に、小さな見本だけでは施工完成イメージがつかめませんので、当社で一番と二番人気のカラーを見本に付箋で説明をつけてお渡ししました。
施工写真：
施工写真と経過報告：
当初お見積では主要部分の屋根を拝見してお見積させて頂いていたのですが、同じ建物の別の箇所、2階建て部分の屋根の裏側に差し掛かったところ、軒下部分の腐食が激しく補修が必要でした。
これは依頼主であるお客様も気にされており、普段あまり上を見上げて点検することもなく、今回の工事が進んだ段階で軒下の腐食の進行具合に気づいたとのことで、とても心配されていました。
確かに軒下は腐食が著しくそのままでは、雨どいも付けられない状態です。そこで、軒下部分4.7ｍに破風板を追加してそれを支えとして、屋根材の施工や雨どいの設置をしました。この部分の廃材撤去と処分、追加した破風板の材料費などが当初お見積額より追加して工事費がかかりましたが、お客様からは満足いただけました。結果無事、屋根リフォームが完成しました。 建物自体が鉄骨だったため、錆や腐食は放置しているとどんどん進行します。今回の屋根リフォームで建物寿命も少し長持ちできることを願っています。
この屋根リフォームで使用した屋根材の特徴：
- ガラス繊維を配合した強化塗膜と耐久性と耐候性に優れている
- 赤外線反射率を高めて遮熱性能を改善
- セルフクリーニング機能で美しさを持続
施工概要一覧：
| 地域 | 新潟県南蒲原郡田上町 |
|---|---|
| 施工概要 | 屋根カバー工事、その他工事 |
| 工事面積 | 102.8㎡ |
| 施工費用 | 74.7万円 |
| 施工期間 | 5日 |
| 屋根材 |
日鉄住金属鋼板 №539耐摩こげ茶色 ※カラーは全18色あり |
